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血糖値が高いと言われたら?考えられる原因・受診の目安について


血糖値高い

血糖値が高い状態は、食生活や運動不足、体質などが重なって起こることが多く、放置すると糖尿病や合併症につながることがあります。自覚症状が乏しいため、健診で指摘されたら自己判断せず内科への相談を検討しましょう。

健康診断などで「血糖値が高い」と指摘されると、不安に感じる方は少なくありません。血糖値は食事でとった糖が血液中にどれだけあるかを示す値で、食べ過ぎや運動不足、肥満、加齢、体質などが重なって高くなりやすいと考えられています。高血糖の状態は初期には自覚症状が出にくく、気づかないうちに進むことがある一方、放置すると糖尿病やその合併症につながるおそれがあります。だからこそ、食事や運動などの生活習慣を見直しつつ、指摘された数値によっては自己判断で様子を見続けず、内科などへ相談することが大切です。本記事では血糖値が高くなる仕組みと原因、日常でできる下げ方の工夫、受診の目安を整理しました。数値の意味や適した対処には個人差があります。

  • 血糖値が高くなる仕組みと主な原因
  • 血糖値が高いと体に起こりうること
  • 日常でできる血糖値の下げ方の工夫
  • 受診の目安と何科を選べばよいか

銀座まいにちクリニックでは、できるだけ早く症状を改善へ導くために、丁寧に原因を探りながら診療を行なっています。

一人ひとりの症状や背景に合わせて、最適な治療方針をご提案します。

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血糖値が高いとはどういう状態か

血糖値高い原因

血糖値が高いとは、血液中のブドウ糖(血糖)の量が基準より多い状態を指します。食事でとった糖は本来インスリンというホルモンの働きで細胞に取り込まれますが、その仕組みがうまく働かないと血糖が下がりきらず、高い状態が続きやすくなると考えられています。

血糖値は一日の中でも変動し、食後に上がって、時間の経過とともに下がっていくのが一般的です。健診では、食事の影響が少ない「空腹時血糖」や、過去1〜2か月の血糖の平均的な状態を反映するとされる「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」といった指標が用いられることが多く、これらが基準を超えると「血糖値が高い」「糖尿病の可能性がある」と指摘されることがあります。

ここで押さえておきたいのは、血糖値が高い状態には段階があるという点です。基準値と糖尿病型の間には「境界型(いわゆる予備群)」と呼ばれる範囲があり、この段階では生活習慣の見直しで改善が期待できるとされています。一方で、高い状態が長く続くと血管に負担がかかり、後述する合併症につながるおそれがあります。数値がどの段階にあるか、また何を優先して見直すべきかは一人ひとり異なり、最終的な評価は検査結果をもとに医師が判断します。数値の受け止め方や対処には個人差があります。

血糖値が高くなる主な原因

血糖値が高くなる背景には、食べ過ぎや糖質のとり過ぎ、運動不足、肥満、加齢、遺伝的な体質、ストレスや睡眠不足など、複数の要因が重なっていることが多いと考えられています。どれか一つだけが原因というより、生活習慣と体質が組み合わさって起こりやすいのが特徴です。

血糖値に関わりやすい主な要因を整理すると、次のようになります。いずれも「必ず高くなる」ものではなく、体質や生活の状況によって影響の出方は変わります。

要因 関わり方の傾向 見直しのヒント
食べ過ぎ・糖質のとり過ぎ 食後の血糖が上がりやすくなる 量や食べる順番、間食を見直す
運動不足 糖が使われにくく高い状態が続きやすい 歩く時間を増やすなど活動量を上げる
肥満・内臓脂肪 インスリンが効きにくくなりやすい 体重や腹囲の変化に気を配る
加齢・体質・遺伝 もともと上がりやすい傾向があることも 家族歴があれば定期的に検査する
ストレス・睡眠不足 ホルモンの乱れで血糖が上がることがある 休養や睡眠の質を整える

例えば、仕事が忙しく外食や甘い飲み物が増え、運動する時間が減った時期に体重が増え、健診で血糖値の上昇を指摘された、という流れは珍しくありません。これは食事・運動・肥満といった要因が重なって表れたケースが考えられます。一方で、太っていなくても体質や加齢によって血糖値が上がりやすい方もいるため、「痩せているから大丈夫」と決めつけないことが大切です。原因は幅広く考え、心当たりのある生活習慣から見直していくのが現実的です。要因の影響には個人差があります。

医師からのひとこと

生活習慣と体の数値に関する情報を整理してきた中で感じるのは、血糖値は「今日の食事」だけでなく、日々の積み重ねが反映されやすい数値だという点です。一度の食べ過ぎで慌てるより、続けられる小さな習慣を整えることが、結果として数値の安定につながりやすいと考えられます。

ただし、生活習慣の見直しだけで様子を見てよいのか、それとも早めに検査や治療が必要なのかは、数値の段階や体質によって異なります。健診で指摘された数値は自己判断で放置せず、一度医療機関で相談しておくと、優先すべきことがはっきりして安心につながります。

血糖値が高いと体に起こりうること

血糖値が高い状態そのものは、初期には自覚症状がほとんど出ないことが多いとされています。しかし高い状態が長く続くと、のどの渇きや多尿、疲れやすさといったサインが出ることがあり、さらに進むと血管が傷ついて、目・腎臓・神経などにさまざまな合併症が起こるおそれがあります。

血糖値が高いときに現れることがある主なサインや、長期間放置した場合に関わりが指摘される主な合併症は、次のとおりです。これらは「必ず起こる」ものではなく、状態や経過によって差があります。

段階 起こりうること 補足
初期 自覚症状が乏しいことが多い 健診で初めて気づくことが多い
血糖が高い状態が続くと のどの渇き・多尿・疲れやすさ・体重減少 感じ方には差がある
長期に放置すると 目・腎臓・神経の合併症、動脈硬化の進行 早期の対処で進行を抑えることが期待される

自覚症状が乏しいために「痛くもかゆくもないから大丈夫」と感じてしまいやすいのが、高血糖の注意したい点です。実際には、症状が出にくいまま静かに血管への負担が進むことがあると考えられています。例えば、のどが渇いて水分を多くとる、尿の回数が増える、疲れが抜けにくいといった変化が続く場合は、血糖が高い状態が影響している可能性も考えて、一度検査を受けておくと安心です。ただし、これらのサインは高血糖に限らずほかの原因でも起こるため、症状だけで判断せず、検査を含めて医師が総合的に評価します。症状の出方には個人差があります。

日常でできる血糖値の下げ方の工夫

血糖値が気になるときにまず取り組みやすいのは、食事・運動・生活習慣の見直しです。特に「食べる量と内容」「食べる順番」「体を動かす習慣」を整えることが、血糖値を安定させる土台になると考えられています。ただしセルフケアはあくまで基本の生活改善であり、数値の段階によっては医療機関での対応が必要になります。

日常で意識したいポイントは次のとおりです。いきなり完璧を目指すより、続けられそうなものから一つずつ取り入れるのがコツです。

  • 野菜や汁物から先に食べ、主食や甘い物を最後にするなど食べる順番を工夫する
  • ゆっくりよく噛んで食べ、食べ過ぎや早食いを避ける
  • 甘い飲み物やお菓子、間食のとり方を見直す
  • 食後に軽く歩くなど、こまめに体を動かす習慣をつくる
  • 睡眠時間を確保し、ストレスをためこまない
  • 体重や腹囲の変化に気を配り、太り過ぎを防ぐ

例えば、いつもの食事で野菜を先に食べるようにする、食後に10分ほど散歩する、甘い飲み物を水やお茶に置き換える、といった小さな工夫でも、続けることで血糖値の安定につながりやすいとされています。とはいえ、生活習慣を見直しても数値が下がらない場合や、健診で糖尿病が疑われる数値を指摘された場合は、自己流のケアだけで様子を見続けず、医療機関に相談してください。自己判断で食事を極端に制限したり、市販のサプリメントに頼ったりするのは、かえって体調を崩すおそれがあるため避けたほうがよいとされています。改善の程度には個人差があります。

こんな血糖値の状態は早めに受診を|受診の目安

血糖値の異常は自覚症状が乏しいため、健診で高い数値を指摘されたときが受診を考える大切なタイミングです。特に、糖尿病が疑われる数値を指摘された場合や、のどの渇き・多尿・急な体重減少といった症状がある場合は、自己判断で様子を見続けず早めの相談がすすめられます。

次のいずれかに当てはまる場合は、内科などへ相談する目安とされています。

  • 健診で「糖尿病の疑い」「要精密検査」と指摘された
  • 空腹時血糖やHbA1cが基準を大きく超えていると言われた
  • のどの渇き・多尿・急な体重減少・強い倦怠感がある
  • 家族に糖尿病の人が多く、血糖値の上昇を指摘された
  • 生活習慣を見直しても数値が改善しない
  • ほかの持病があり、血糖値の管理が必要と言われている

これらは、放置せず早めに状態を確認しておきたいサインとして挙げられるものです。例えば、健診で「要精密検査」とされたのに「症状がないから」と受診を先延ばしにしていると、その間に血糖が高い状態が続いてしまうことがあります。逆に、境界型など早い段階で見つかった場合は、生活習慣の見直しで改善が期待できることも多いとされています。だからこそ、数値を指摘されたら「まだ大丈夫」と自己判断せず、早めに医療機関で評価してもらうことが大切です。判断に迷うときは、健診結果の用紙を持って受診すると相談がスムーズです。状態や必要な対応には個人差があります。

血糖値が高いときは何科?受診先の選び方

血糖値が高いと指摘されたときは、まず内科を受診先の目安にするとよいとされています。内科は生活習慣病を幅広く診るため、必要な検査を行って状態を評価し、治療方針の相談や専門科への橋渡しをしてもらいやすいためです。より専門的な管理が必要な場合は、糖尿病内科(代謝内科)や内分泌内科が選択肢になります。

診療科ごとの一般的な対応の傾向は次のとおりです。どこを選ぶか迷うときは、内科やかかりつけ医を起点にして必要に応じて紹介してもらう流れが無難です。

受診先 主な対応の傾向 こんなときの目安
内科・かかりつけ医 血糖値の検査、生活習慣病全般の評価と相談 まず相談したい、健診で指摘された
糖尿病内科(代謝内科) 糖尿病の専門的な検査・治療・生活指導 糖尿病と診断された、管理が難しい
内分泌内科 ホルモンの異常など血糖に関わる病気の精査 ホルモンの病気が疑われる

受診の際は、健診結果の数値(空腹時血糖やHbA1cなど)、いつごろから指摘されているか、家族に糖尿病の人がいるか、現在の食事・運動・睡眠の状況、ほかの持病や服用中の薬を伝えると、状態のしぼり込みに役立ちます。健診結果の用紙をそのまま持参すると、経過が伝わりやすくスムーズです。なお、検査の内容や対応できる範囲は医院によって異なり、生活指導や継続的な管理に力を入れているかどうかも医院によって違うため、気になる場合は受診前に電話や公式サイトで確認しておくと安心です。対応範囲は医院により異なります。

よくある質問

Q. 血糖値が高いと言われましたが、症状がありません。放置してよいですか?

血糖値が高い状態は初期には自覚症状が乏しいことが多いため、症状がなくても放置しないことがすすめられます。症状がないまま血管への負担が進むことがあると考えられているためです。特に健診で「要精密検査」と指摘された場合は、自己判断で様子を見続けず、内科などで一度検査を受けておくと安心です。状態には個人差があります。

Q. 血糖値はどのくらいから「高い」と言われますか?

一般に空腹時血糖やHbA1cといった指標が基準を超えると「高い」「糖尿病の可能性がある」と指摘されます。基準値と糖尿病型の間には境界型(予備群)と呼ばれる範囲もあります。ただし具体的な数値の評価や診断は検査を含めて医師が行うため、健診結果を持参して相談することがすすめられます。判断には個人差があります。

Q. 血糖値を下げるにはどうすればよいですか?

まずは食事の量や内容、食べる順番の工夫、運動習慣、睡眠やストレスの管理といった生活習慣の見直しが基本とされています。野菜から先に食べる、食後に軽く歩くといった小さな工夫でも役立つとされています。ただし数値の段階によっては医療機関での対応が必要なため、下がらない場合は自己流で続けず相談してください。効果には個人差があります。

Q. 痩せているのに血糖値が高いのはなぜですか?

血糖値の上がりやすさは体重だけでなく、加齢や遺伝的な体質、ストレスなども関わるとされています。そのため痩せていても血糖値が高くなることはあり、「痩せているから大丈夫」とは限りません。原因は幅広く考えられ、自己判断が難しいため、指摘された場合は医療機関で評価してもらうことがすすめられます。原因には個人差があります。

Q. 血糖値が高いと何科を受診すればよいですか?

まず内科やかかりつけ医を目安にするとよいとされています。内科は生活習慣病を幅広く診て、必要な検査や専門科への紹介をしてくれます。より専門的な管理が必要なら糖尿病内科(代謝内科)、ホルモンの病気が疑われる場合は内分泌内科が選択肢です。迷うときは内科を起点にするのが無難です。

Q. サプリメントや健康食品で血糖値は下げられますか?

サプリメントや健康食品は食事の代わりや治療の代わりになるものではなく、それだけで血糖値を確実に下げられるとはいえません。頼りすぎてかえって受診が遅れることもあります。血糖値が気になる場合は、基本の生活習慣を整えつつ、数値によっては医療機関で相談することが大切です。体調への影響には個人差があります。

Q. 一度血糖値が高いと、ずっと高いままですか?

境界型など早い段階であれば、生活習慣の見直しで改善が期待できるとされています。一方で、糖尿病と診断された場合は継続的な管理が必要になることが多いとされています。どの段階にあるか、どのような管理が必要かは検査結果によって異なるため、自己判断せず医師に確認することがすすめられます。経過には個人差があります。

Q. 家族に糖尿病の人がいると、自分も血糖値が高くなりますか?

糖尿病には遺伝的な体質が関わるとされ、家族に糖尿病の人がいる場合は上がりやすい傾向があると考えられています。ただし必ず高くなるわけではなく、生活習慣によって変わる部分も大きいとされています。家族歴がある場合は、定期的に検査を受けて早めに変化に気づくことが役立ちます。体質には個人差があります。

まとめ

血糖値が高い状態は、多くの場合、食べ過ぎや運動不足、肥満、加齢、体質などが重なって起こると考えられています。初期には自覚症状が乏しく、痛みもないため見過ごされやすい一方、放置すると糖尿病やその合併症につながるおそれがあります。だからこそ、食事の内容や食べる順番、運動や睡眠といった生活習慣を無理のない範囲で整えつつ、健診で高い数値を指摘されたときは「まだ大丈夫」と自己判断せず、内科などへ相談することが大切です。特に、糖尿病が疑われる数値や、のどの渇き・多尿・急な体重減少といった変化があるときは早めの受診がすすめられます。気になる数値が続くときは、健診結果を持って対応している医療機関に相談することから始めてみてください。数値の意味や必要な対応には個人差があります。

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