尿道炎とは、尿の通り道である尿道が炎症を起こす病気です。
炎症を起こす原因は細菌感染であり、性感染であることが多くなっています。
尿道が炎症を起こすことで排尿時に痛みを感じたり、膿が出たりするといった症状が現れます。
主に男性の疾患を尿道炎と呼び、女性は男性と比較すると尿道が短いため尿道炎とは呼ばれることはほとんどありません。
女性の場合は膀胱炎から広がったものになるため、尿道炎のみでは診断されません。
尿道炎が起こる原因は、「性感染症」と「異所性感染」の2つに分けられます。
性感染症の場合は、性行為によってパートナーから細菌が感染します。
クラミジアや淋菌などが主な細菌となり、1~2週間で発症するといわれています。
また、性行為によって粘膜が傷ついたことで、皮膚や粘膜にいた細菌が侵入してしまうようなケースもあります。
一方で、異所性感染の場合は外陰部から肛門までの部位が不衛生な状態になっていることが影響して起こると考えられています。
尿道炎の主な症状は、排尿時の痛みです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、染みるような痛みや、刺さるような痛みなどが現れます。
そして、尿の中に血が混ざるようなケースもありますが、血液は少量でしょう。
白色や黄色の分泌物が出るケースもあり、これは粘着性のある膿です。
また、何もしていない状態でも下腹部に痛みを感じるような場合や、発熱するような場合もあります。
一般的にはクラミジアの方が淋菌よりも症状が軽く、痛みも軽いため、無自覚で保菌者であることも多いです。
尿道炎の場合は症状だけで診断はできないので、検査を行います。
検査方法は尿検査で、白血球の量や細菌の存在を確認します。
ただし、クラミジアやマイコプラズマの場合は尿検査だけでは診断できないため、PCR(核酸増幅法)という検査を行います。
PCRではクラミジアなどの細菌を95%の確率で診断することができます。
当院の泌尿器科は、銀座の駅近くなので通いやすい立地にあります。
尿道炎が疑われる場合には、お気軽にご相談ください。
尿道炎の場合、検査によって検出された原因菌に対する抗生物質を処方します。
おおよそ1~2週間内服をすることで改善しますが、耐性菌によって改善しない場合には注射薬などで対応します。
クラミジアや淋菌といった性感染症の場合はパートナーも感染が疑われるため、パートナーも検査をして治療する必要があります。
また、再検査によって完治が診断されるまでは、性行為を控えてください。
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