ウレアプラズマおよびマイコプラズマ感染症は、マイコプラズマ科に属する微生物によって引き起こされる感染症です。この科には細胞壁を持たない独特の細菌が含まれており、ヒトにおける代表的な病原体には「マイコプラズマ・ホミニス」「マイコプラズマ・ジェニタリウム」「ウレアプラズマ・ウレアリティカム」「ウレアプラズマ・パルバム」があります。これらは主に泌尿生殖器系に感染し、性感染症の一種として分類されることが多いですが、呼吸器系の感染症や全身性の疾患を引き起こすこともあります。
これらの細菌は性行為によって伝播することが多いため、性的に活動的な成人における感染が一般的です。しかし、これらの病原体は非性的な経路での伝播も報告されており、例えば出産時に母親から新生児への垂直感染があります。また、これらの細菌は常在菌として泌尿生殖器に存在することもあり、必ずしも病気を引き起こすわけではありません。
ウレアプラズマとマイコプラズマ感染症の検査には、尿検査、咽頭スワブ、尿路検査などがあります。PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)や抗体検査などの検査法が一般的に使用され、これらの検査によって微生物の遺伝子や抗体を検出することができます。また、細菌培養法も使用されることがあります。 当院で行っているマイコプラズマ・ウレアプラズマの検査は2種検査は培養検査、4種検査はPCR法で行っています。菌のDNAを増幅して検出する方法であるので、精度の高い診断結果が下せます。感染機会から24時間以上経過していれば検査可能です。
結果判明まで7日間ほどお時間をいただきます。
検査料金は下記となります。(本検査は保険適用外のため自費検査となります)
●2種検査(マイコプラズマ・ホミニス、ウレアプラズマ・パルバム)⇒11,000円
●4種検査(マイコプラズマ・ホミニス、マイコプラズマ・ジェニタリウム、ウレアプラズマ・ウレアリティカム、ウレアプラズマ・パルバム)⇒165,00円
マイコプラズマ・ウレアプラズマは2012年から日本でも検査ができるようになった、性感染症の一種です。症状がなくとも感染していることも考えられるため、 「感染機会があった」「クラミジアや淋病は陰性であったのに、なかなか治らない軽い尿道炎の様な症状が続いている」
こんな方に検査をお勧めいたします。クラミジア、淋病と同じく咽頭に感染する可能性もあるため、接触行為があった際にはこちらも検査をお勧めいたします。
ウレアプラズマとマイコプラズマ感染症の治療には、抗生物質が一般的に使用されます。マクロライド系抗生物質やテトラサイクリン系抗生物質が処方されます。 薬の副作用としては、腹痛、下痢等の消化器症状やめまいなどが起こることがあります。
治療費はお薬の種類などにより異なりますが、8,800円~11,000円となります。
適切な抗菌薬を服用した場合でも、耐性菌と呼ばれる、抗生剤が効かない菌という場合などがあり、1回の治療で必ずしも100%治癒するとは限らないため、治ったかどうかの検査は、とても重要となります。 ※当院では治ったかどうかの検査は、治療後2週間以上あけてからをおすすめしています。これは、当院で行っているような遺伝子を調べる検査は非常に精度が高く、死んだ菌の遺伝子にも反応するため、治療後あまり早くに検査をするとすでに治っているのに死んだ菌をひろってしまい、結果が陽性と出ることがあるためです。
オーラルセックスを含む性行為の際はコンドームの着用を正しく行うことで感染リスクを大幅に低下させることが出来ます。また、不特定多数の人との性的接触は感染リスクが高くなりますので避けるようにすることも大切です
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09:30-14:30 10:00-14:30 |
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16:00-21:00 16:00-19:00 |
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09:00-13:00 | 〇 | |||||
14:00-18:00 | 〇 |
休診日なし
※現在時短診療中
※受付は診療終了時刻の30分前までとなります。
※ご予約のない患者様も随時診察しております。
※午前診療時間は比較的空いております。
※お急ぎの場合は事前予約をお勧めいたします。
住所 | 東京都中央区銀座4-13-11M&Sビル4階 |
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電話 | |
診療科目 | 内科・耳鼻科領域・皮膚科・ 泌尿器科・アレルギー科・自費診療 |
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休診日 | なし |
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