クラミジアとは、主に性交渉を感染源とする粘膜感染症ですが、女性の場合、不妊症リスクが懸念されています。
クラミジアは男女共に無症状のケースもあります。
そのため、クラミジアに感染していても、気付かないケースや軽傷なのでクラミジアだとは自覚せず、違和感程度があるとは思っても、気付けば症状がみられなくなるケースもあることから、そのまま放置してしまう患者様も見受けられます。
しかし、それこそが不妊症リスクを高めてしまうのです。
クラミジアは不妊症リスクを高めるとされていますが、厳密にはクラミジアを放置することでリスクが高まります。
クラミジアによって女性は子宮頸菅炎や子宮内膜症を発症します。
また、卵管に感染した場合、不妊症リスクが高まります。
実際、不妊症の原因のおよそ3割が卵管にあるとされていますので、クラミジアと不妊症が決して無関係ではないことが分かります。
しかし、クラミジアを自覚し、適切な治療を行うことで不妊症のリスクを軽減できます。
特に不妊症リスクが高まる要因として、放置が挙げられます。クラミジアは基本的に自然治癒しません。
しかし、時間の経過と共に症状が変化し、まるで治癒したかのように錯覚するケースがあります。
これはクラミジアの感染範囲が移動したことで、それまでの違和感・痛みを感じなくなることから、「治った」と錯覚してしまうのですが、厳密には治ったのではなく、「移った」のです。
クラミジアが体内から消滅した訳ではありませんので、子宮内に残されたクラミジアは、子宮機能を阻害し、不妊症をもたらします。
クラミジアにかかってしまっても、必ず不妊症になる訳ではありません。
むしろ適切な治療を行うことで、クラミジア起因の不妊リスクの軽減が可能です。
そこで大切な点が、早期発見と治療です。
クラミジアは感染後、1週間から3週間程度で症状が見られるようになります。
思い当たる節がある場合、さらにはそこで子宮に違和感を覚えた場合、クラミジアに感染している可能性が高いです。
自然治癒する症状であれば、多少の痛みに耐えてやり過ごすことも可能ですが、自然治癒しないクラミジアは、時間が経過しても改善されないだけではなく、不妊症リスクを高めてしまいます。
クラミジアに感染しないよう、不特定多数との性交渉を控えたり、あるいは性交渉の時には避妊具の使用を徹底すると共に、何らかの違和感が見られた際には早期治療を行うことで、クラミジア、さらにはクラミジアに関連する不妊症リスクを軽減できます。
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