薄毛や抜け毛が増えても加齢や遺伝のせいだと諦める方も多いですが、AGA(男性型脱毛症)は治療することができます。
AGAは自然に改善することもなければ、途中で止まるということもありません。
何もしなければ薄毛や抜け毛は徐々に進行してしまうので、治療で進行を抑制することが大切です。
AGA治療とはどういったものなのかご紹介していきます。
薄毛や抜け毛が気になるけれど、治療はいつから始めるべきか分からないという方も少なくありません。
薄毛や抜け毛というと中高年に多いイメージがあるかもしれませんが、20代や30代で悩みを抱えている方も多いものです。
髪にはヘアサイクルというものがあり、「成長期」「退行期」「休止期」の3段階を繰り返すことで髪が生え変わります。
つまり、健康な髪の状態であっても私たちは毎日髪が抜け落ちています。
しかし、髪の抜ける量が増えてきたと感じるようになった場合にはAGAが疑われます。
また、髪が細く弱くなってきた場合にも注意が必要です。
AGAは放っておけば進行していく脱毛症なので、早い段階から治療を始めることが早期改善に繋がります。
AGA治療について知るにあたり、まずはAGAが起こるメカニズムを理解しておきましょう。
健康な髪であればヘアサイクルも正常な状態ですが、ヘアサイクルに乱れが生じることでAGAが生じます。
ヘアサイクルに乱れが生じる原因は、加齢や生活習慣、頭皮の汚れなども挙げられますが、最も大きな原因は男性ホルモンの作用です。
男性らしさを作り出すための男性ホルモンであるテストロンが、体内に存在する5αリクターゼという酵素と結びつくとDHT(ジヒドロテストステロン)というホルモンの一種に変換されます。
DHTが毛包にある男性ホルモン受容体と結合すると、毛母細胞の働きを抑制して成長期を短くしてしまいます。
これにより、ヘアサイクルに乱れが生じて健康な髪が育たずに脱毛や薄毛を生じさせます。
AGAの治療方法は、大きく分けると「予防」と「改善」に分けることができます。
それぞれどのようにAGAにアプローチする治療なのか見ていきましょう。
・予防の治療
AGA治療ではフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(サガーロ)という内服薬が主に用いられますが、これらはAGAを予防するための薬です。
それぞれの薬の主成分であるプロペシアとサガーロは、5αリクターゼの働きを阻害します。
そうすると、AGAの原因となるDHTが生成されなくなるためAGAの進行を抑制することができるのです。
AGAは進行型の脱毛症なので、進行を止めることは非常に大切であるといえます。・改善の治療
AGA治療の外用薬ではミノキシジルという薬が代表的なものとして認知されていますがミノキシジルはAGAを改善するために用いられます。
ミノキシジルには血管を拡張する役割があり、血管が拡張されることで血流が改善されます。
血流が改善されれば髪が育つために必要な栄養が行き渡りやすくなるだけではなく、毛母細胞を活性化させることで発毛を促進させます。
AGA治療では薬の処方だけではなく、必要に応じて生活指導も行われます。
薬で薄毛や抜け毛を予防・改善することも大切ですが、生活の習慣がAGAを助長していることも少なくありません。
そのため、AGAを助長させるような生活習慣は改善が必要になります。
睡眠不足や不規則な生活、過度のアルコール摂取や喫煙は血行不良を引き起こすため、AGAの原因になってしまいます。
栄養バランスの悪い食事では髪に必要な栄養が不足しますし、脂質や糖分の多い食事は頭皮の皮脂詰まりを引き起こします。
こうした頭皮環境の乱れやAGAの原因になる生活習慣を改善することで、よりAGA治療薬の効果も期待できるようになるでしょう。
AGA治療を開始する際には、カウンセリングだけではなく検査も行われます。
この検査では、一般的な血液検査とDHT検査を行います。
まず、一般的な血液検査により生活習慣病の有無や肝機能の状態などを確認します。
頭皮から髪へと血液によって髪に必要な栄養が運ばれるため、生活習慣病による血管障害はAGAの原因になります。
そのため、検査で生活習慣病が発見された場合には生活習慣病の治療を行います。
肝機能検査も行いますが、治療薬を長期的に服用することに問題ないか確認するための検査です。
また、治療効果を予測するためにDHT検査も行われます。
検査でDHTの値を確認することで最適な治療メニューを作成することができるようになります。
当院ではDHT検査はおこなっておりませのでご了承下さい。
AGA治療では一部の治療で保険適用されることがありますが、多くは保険適用外になります。
保険適用は身体に影響が及ぶようなケガや病気の場合にのみ適用されるため、AGAは髪の健康は損なわれるものの身体の健康には影響がみられないことから保険適用外になるのです。
AGA治療において保険適用になるようなケースは、頭皮に炎症が起こっている場合など一部のケースのみです。
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16:00-21:00 16:00-19:00 |
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09:00-13:00 | 〇 | |||||
14:00-18:00 | 〇 |
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