インフルエンザは冬が近付くと感染者が増え、ニュースなどでも毎年話題になっています。
インフルエンザの感染を予防するために、流行の時期に備えて予防接種を受ける方も多いでしょう。
インフルエンザは感染力が高いため、感染しないためにも流行時期を知って感染予防に備えておきたいものです。
そこで、ここではインフルエンザの流行についてご紹介していきます。
インフルエンザウイルスに感染することで発症する感染症を「インフルエンザ」と一括りにして呼ばれることが多いですが、インフルエンザには4つの種類があります。
「A型」「B型」「C型」「D型」の4種類があり、人に感染するインフルエンザウイルスはA型・B型・C型の3種類です。
そして、この3種類の中でも季節性インフルエンザとして毎年流行を繰りかえしているものは、A型とB型になります。
とくにA型は抗原性の組み合わせによって144種類もの亜型があり、同じ亜型の中でも少しずつ常に変化をしています。
そのため、一度インフルエンザに感染しても再び感染してしまうようなことが起こるのです。
季節性インフルエンザと呼ばれる毎年流行を引き起こすインフルエンザは、毎年11月頃から徐々に増加していき、1~3月にピークを迎えます。
そして、4月頃には減少していく傾向にあります。
この流行時期だけにインフルエンザが存在するというわけではなく、インフルエンザウイルス自体は一年中存在しています。
そのため、夏にインフルエンザに感染するような場合もあるので、夏だからインフルエンザではないだろうと症状が現れた時に自己判断することは危険です。
冬になるとインフルエンザが流行する原因は、いくつか挙げることができます。
まず1つ目の原因は、冬になると鼻や喉の防御機能が低下しやすくなることが挙げられます。
インフルエンザウイルスは鼻や喉から侵入するため、冬の乾燥した空気や寒さによって防御機能の低下した状態ではウイルスが侵入しやすくなるのです。
2つ目の原因は、冬はウイルスにとって生存しやすい季節だからです。
気温が低いとウイルスは感染力を長く保つことができます。
しかも、乾燥した空気では長時間空気中にウイルスは浮遊することができるため、知らない内にインフルエンザウイルスを体内に取り込んでしまうことで感染が拡大します。
冬になると寒さのせいで室内の換気を行う回数も減り、空気感染を起こしやすくなることも原因といえるでしょう。
インフルエンザウイルスは、感染者が増加するほど感染リスクは高まります。
感染者のくしゃみや咳、会話などの飛沫によって感染するだけではなく、その飛沫の水分が蒸発したものが空気中で浮遊しています。
そのため、密室内では離れた場所にいてもウイルスを吸い込んでしまう可能性はあります。
それだけではなく、インフルエンザウイルスは接触感染も起こします。
感染者が咳やくしゃみを覆った手で触れた物にはウイルスが付着している可能性があり、同じものを触って目や鼻、口に触れてしまうことで体内にウイルスが侵入して感染します。
こうした空気感染や接触感染があるからこそ、家庭内や学校・会社などの集団生活では感染が拡大しやすくなっています。
インフルエンザの流行はニュースなどでも取り上げられることが多いですが、毎年流行が確認されれば厚生労働省や各都道府県によって流行情報が発表されます。
各自治体によって情報公開される場所は、感染症情報センターなのか衛生研究所なのかは異なります。
流行情報ではインフルエンザウイルスの型や流行エリア、患者数などを知ることができます。
インフルエンザウイルスが流行していると判断される基準は、感染者数です。
インフルエンザ定点医療機関において1医療機関あたり1人の新規患者が発生している状況になると流行していると判断されます。
インフルエンザの流行時期や流行情報を知ることで、感染予防ができるようになります。
流行時期に合わせてインフルエンザの予防接種を受けることで、感染リスクを下げることができます。
インフルエンザが流行する時期には外出先から戻ってきた時の手洗い・うがいを徹底するように心掛け、人ごみの多い場所へ出向く際にはマスクを着用するようにしましょう。
室内は喚起をして空気を入れ替えるようにし、加湿ですることで乾燥を防ぎます。
また、流行情報では感染エリアなども確認できるため、感染エリアには近付かないようにするといった予防策を取ることもできます。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土日祝 | |
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09:30-14:30 10:00-14:30 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
16:00-21:00 16:00-19:00 |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | |
09:00-13:00 | 〇 | |||||
14:00-18:00 | 〇 |
休診日なし
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