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中用量ピルって何?低用量ピルの違いなどについて解説します。

ピルの種類

ピルは避妊目的だけではなく、生理痛や生理不順、PMSなどさまざま月経にまつわるトラブルを解消するためにも用いられるお薬です。
ピルには大きく分けると「中用量ピル」と「低用量ピル」の2種類があります。
低用量ピルが認可されるまでは中用量ピルが一般的なピルとして知られていましたが、低用量ピルが認可されるようになってからは主に低用量ピルが用いられることの方が多くなっています。



中用量ピルと低用量ピルの違い

中用量ピルと低用量ピルは、どちらも避妊目的や月経に関係する問題の解消に用いられます。
同じピルという薬ではあるものの、大きく異なる点は「ホルモンの配合量」です。
ピルには、エストロゲンとプロゲステロンという2種類の女性ホルモンが合成されています。
どちらのピルにも用いられているエストロゲンの種類自体は同じで、エチニルエストラジオールが用いられています。
しかし、中用量ピルと低用量ピルではエストロゲンの量が異なります。
中用量ピルの場合は1錠あたりのエストロゲン配合量は0.05㎎以上になりますが、低用量ピルの場合はそれ以下の配合量になります。



効果や副作用の違いについて

中用量ピルと低用量ピルの違いは、エストロゲンの配合量です。
ホルモンの配合量が多いということは、効果が高いということになります。
そのため、中用量ピルは薬を飲み忘れても低用量ピルよりも影響を少なくできるというメリットがあります。
しかし、その反面で、中用量ピルは成分が強いことから副作用のリスクが高くなります。
中用量ピルの副作用は、頭痛や吐き気、血栓症など低用量ピルと同様の副作用が挙げられますが、副作用が強く出る可能性があります。
そのため、安全性を考えて低用量ピルが現在は用いられることが多くなっています。

中用量ピルを使用する目的

避妊や月経トラブルの改善目的では、現在低用量ピルが用いられることが大半です。
中用量ピルが用いられるケースは、アフターピルや月経周期をずらす目的が中心になっています。
性交の後で緊急避妊する目的では、72時間以内に中用量ピルを内服することで80%以上の避妊が期待できます。
低用量ピルでは効果が弱いため、中用量ピルは現在アフターピルとして主に役割を果たしています。
また、旅行や仕事、試験など大切な日に生理が重なりそうな場合にも用いられる場合があります。
中用量ピルはホルモンの配合量が多いため、生理の日をずらすことが可能です。